CENTRAL MARKETでバティック体験 2019年秋・3歳娘とマレーシア子連れ旅行(5)
KL滞在2日目は、CENTRAL MARKETに行ってみることにした。ここはざっくり紹介すると、ヘナタトゥーを入れたり、魚に角質を取ってもらったり、バティック体験もできて、食事もできて、ナマコ石鹸なんかのおみやげも買える場所だ。OLD TOWN WHITE COFFEEも入っている。それだけで行く価値があると言ってもいい。いやそれはさすがに言い過ぎか。
でも、CENTRAL MARKETに行ったら、この中のOLD TOWN WHITE COFFEEで休憩することを勧める。なぜならメニューが豊富だから。小規模な店舗だと販売されていないメニューもあるので、せっかく行くならメニュー豊富な店舗が楽しいと思う。
水色のエントランス
わたしはぜひとも娘とおそろいの ヘナタトゥーを入れてみたかったのだが、娘を誘うと「手にも足にもお絵かきしたくない」と断られてしまったので諦める。今思えば娘の判断は賢明だ。ヘナとはいえ、1～2週間は落ちないそうなので、秋を迎えた日本に帰国したら、旅行中でハイになってたのだな、と後悔していたことだろう。また、いい季節に銭湯に入れないという憂き目にあっていたかもしれない。
魚に脚の角質を食べてもらうのも、いざ脚を水槽に入れる段になって娘が拒否したので、わたしが30分も角質を食べさせ続ける羽目になった。1人1回15分でいくら、と決まっているので、娘がイヤだイヤだと騒いでいると、店のおじさんが「母ちゃんが30分やれよ。脚がびっくりするほどつるつるになるぞ」と言ったのだった。わたし、そんなに角質ためこんでましたかね。実際は飽きてしまって、魚の食いつきも悪くなり、20分くらいで切り上げた。
お土産はKLIA内のスーパーで帰国する日に買おうと決めていたこともあり、ここではそんなに買うものもない。せっかく来たのでとANNEXにあるバティック体験ができるお店に行ってみた。見事に他の客がいない。お店の人は扇風機の風にあたって気怠い午後の時間を過ごしているように見えた。娘に"I wanna do coloring"と言わせると、破顔一笑、愛想をよくしたおじさんが対応してくれた。テーブルに案内して、椅子を引いて娘を座らせ、服が汚れないようにエプロンをつけてくれた。
白い布に蝋で下絵が書いてあり、そこに絵の具をのせていく。下絵は何種類か用意されているのだが、娘は海で泳ぐ魚の絵を選んでいた。
テーブルで作業開始。筆に絵の具を含ませて、布に筆先をつけると、思わぬ速さで、ふわぁっと色が広がっていく。とてもきれいだ。娘が目の色を変えたのが分かった。これは楽しいね。娘は一心不乱に色をのせていく。色彩豊かな熱帯の海が完成した。
色は好きに混ぜて作ってもいい
サイズは20cm*20cmほど。今は額に入れてキッチンの壁に飾っている。わたしはこれを気に入っていて、キッチンに入ると見えるこの絵にいつも癒されている。また旅行に行って、楽しい思い出を作りたいなぁと、日々を乗り切るエネルギーをもらっている。
最後に、お手洗い情報。CENTRAL MARKET内のお手洗いは、入り口に見張りがいて、お金を払って入った記憶がある。チップだったか、定額だったか記憶が定かではないが、そのくせ薄暗く、トイレットペーパーもなく、臭いし床も濡れていて、「汚いね？」と娘と言い合った。流せるティッシュをたくさんリュックに詰めておいて良かった。でもこれはまだ我慢できるレベルだった。もうどうしようもなく、入るのを躊躇するレベルのトイレも存在するのだから、たらたら文句を言いながらも用を足せたのだから、星2つといったところか。
ちなみにKLセントラル（駅）のトイレは清潔感のなさに加え、便器が巨大すぎて娘が「無理…」とギブアップしていたので星ゼロだ。KLではたまにホームベースに近い形の巨大な洋式便器に出会ってしまうのだが、普通に腰を下ろしたら落ちないか？ というくらい大きくて、わたしはどうしようもない（=そこで用を足さないとわたしに残された尊厳が損なわれる虞がある）時に限り、空気椅子状態で用を足している。現地の人は絶対落ちないと確信して腰を下ろしているのか、落ちたら仕方ないねと思っているのか、そこのところを知りたい。
