なる楽生活

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第42回はあちゅう&しみけん「家族会議」 押し付けは諍いのもと

ドクダミ淑子さんのブログで知った「はあちゅう&しみけん『家族会議』」、今回は食べ方のルールだった。

 

jisin.jp

 

最終的には「つくづく私と(けんちゃんは考え方が)違うね」に着地したので、お二人はこれからも同じような衝突やすれ違いで大騒ぎしながら、賑やかに日々を過ごすのだろう。どうでもいいこと、と言ってしまうと語弊があるが、日常の些細なことを話せる相手がいつもそばにいるって良いなぁと思う。

 

さて、しみけんさんの主張は、食事とはシェフの想いを汲み取って、シェフが食べてほしいであろう(と僕が想像する)食べ方で食べるのがマナーだよ、ということだった。

対して、はあちゅうさんは、自分の好きな食べ方で食べたいと。

このやり取りで、たとえどんなに仲が良い相手であっても、他人に自分の考えを押し付けるのは、諍いのもとなのだなとつくづく思った。

 

しみけんさんは映像作品の作り手ということなので、きっと何らかの想いを持って出演しているのだろう。

しみけんさんはご自身が出演する映像作品を鑑賞する人に対しても、監督や出演者の想いを汲み取ってほしい、と期待しているのだろうか。

ここっ、ここで! 絶頂を迎えてほしいんだ! 今だっ、いけっ! わああああ! とか、ワイプや副音声で熱い思いを大声で伝えれば、きっと鑑賞している人に確実に伝わるだろう。

しかし、それでは鑑賞している人は気が散って思うようにならないだろうし、だいいち、興醒めだろう。

多くの人が俺の好きにさせてくれ、と思うのではないだろうか。

(わたしはそういう映像作品を具体的な目的を持って見たことがないので、想像にすぎない)

 

ケーキのいちごを先に食べるのはダメだ、とか、シェフの想い云々、マリアージュ云々、ケーキを食べている人の横で口に出すのは、いざ征かんとする人に対して、しみけんさんが出演する映像作品で見どころを声高にアピールすることと同じなのではないかと思った。

 

ちなみにわたしは甘いものを食べたくてケーキを買っているので、口の中がずっと甘くても全然気にならない。むしろ、その甘さを思う存分味わいたい。その後に濃くて苦いコーヒーを飲むのが、わたしの完璧な幸福のひとつなので、これにとやかく言われたら辟易する。

 

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お昼休みに買ったフランボワーズのケーキ

 

ケーキを食べる時間は、ケーキの美味しさ以上に、満ち足りた気持ちになれることを大切にしたい。忙しい日々を過ごしているのなら、なおさら。

 

 

はじめておふたりの家族会議を知った日

yukiyama91.hatenadiary.jp