鬼滅のハンドメイド(1) 手縫いでスカート
娘は「鬼滅の刃」と出会って以来、禰豆子ちゃんがお気に入りだ。ハロウィンあたりまではラプンツェルと騒いでいたから、ラプンツェルのワンピースを買ったのに。もう飽きたの? 今の娘の憧れの女性は禰豆子ちゃんに違いない。
そんな娘が「保育園に禰豆子ちゃんのお着物を着て行きたいの」と言うので、ネットで衣類を探したがピンとくるものがない。自由な園ではあるが、さすがに羽織で登園というのもなあ… 袖が邪魔になりそうだ。同じ柄の布なら売っているけど。
わたしは普段、ハンドメイドはしない。ミシンもない。でも、手縫いでもスカートくらいなら作れるんじゃないか? いや違う。できるかできないか悩むんじゃない。できる方法を探すんだ!
と、なんとなく鬼滅の刃のキャラクターぽく考え、重い腰を上げる。
とりあえず材料を見に行き、使えそうな材料がなかったら、本屋を冷やかして帰れば良いかとユザワヤへ行く。店内に入ってすぐのところに鬼滅の刃コーナーがある。禰豆子ちゃんの着物と同じ柄だけでなく、炭治郎くん、善逸くん、冨岡さん、胡蝶さんの羽織の柄の布もあった。初めて入ったユザワヤには、布の他にもわたしが必要とするものがすべて揃っていた。
そこで見つけた禰豆子ちゃんの着物の柄である麻の葉模様の布を1m、手縫い用の糸、ゴム、それに思い付きで、伊之助くんの腰巻(?)になりそうなボアのカットクロスも買って帰宅。
出来上がったスカートを保育園で褒められ、もしかして作りたい人がほかにもいるかもしれないので、参考にしたサイトと、わたしの手抜きな作り方、110cmの娘の完成品着用画像をご紹介したい。
【参考にしたサイト】
【材料】
縦50cm*横70cmの布 2枚
平たいゴム(6mm幅) 50cm*2本
手縫い用の糸(布の色に合わせる)
【作り方】
1. 布を切る
わたしは麻の葉模様の直線をガイドにして、大体50cm*70cmになるように切った
2. 縫い代1cmで両サイドを縫う
この時、片側はゴムを入れる口にするため、3cmほど縫い合わせないでおく
3. ゴムを入れる口を作る
縫い代を割って、口の周りを縫う
4. 裾を縫う
1cmずつの三つ折りにして縫う
5. ウエストを縫う
ゴムを2本通すので、2本分縫う
ゴムを通せばウエスト部分はくしゅくしゅになるので、縫い目の美しさは気にせずとにかく縫う
6. ゴムを入れて完成
ほどけない結び方で結べば完成
布の端の処理はしていないのでほつれてしまうが、着用や洗濯には問題なし。
【110cmの娘の着用画像】
娘が喜んでくれてただただ嬉しい。
「禰豆子ちゃんのお着物のスカート、ママが作ってくれたの!」と自慢して歩く娘の隣にいるのは照れ臭いが、作った甲斐があったというもの。
そして、余った布と伊之助くんの腰巻として使ってもらえなかったボアで、マフラーも作ったのだった。
数ヶ月間仕事が山積み状態で、家で仕事してばかりだったが、それがようやく片付き気持ちに余裕が生まれたのかな。いつも以上に娘に対して、わたしに出来ることを何かさせてくださいと思う。
鬼滅のハンドメイド(2)に続く。
↓我が家の鬼滅の刃シリーズ