なる楽生活

なるべく楽に、なるべく楽しく。日々の暮らしの雑記。

イチケイのカラス(1) 感想(ほぼ好きとしか言ってない)

みちおを見守る会に入会する!

 

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これは登場人物全員を好きになってしまうドラマだな、と確信した。

 

まず、改めて言うことではないが、それでも敢えて言うと竹野内豊さんが素敵だった。昔は陰のある役がたまらんな、と思っていたが、年齢とともに渋さを増した竹野内さんの見せるあのコミカルな表情もまたたまらない。こんな素敵な先輩のいる職場で働きたい。そしたら毎日元気に出社するのに。

あんなにベストを着こなせる人、いる? 同じ組み合わせなら誰にでもできるけど、あんなにサラッと着こなせる男性は竹野内さんをおいてほかいない。法服をブワッサァと羽織るお姿も、ちょっと大げさで笑っちゃうんだが好き。それと手が美しい… カレー屋さんのコスプレで「オツカレーサマデス」って言うのも好き。

ミーティング中に向かいの席から「そんなすぐ片付けようとしないで? 時間かけてやろう?」と竹野内さんにきらきらの瞳でのぞき込まれたら、なんぼでも時間かけて仕事してしまいそうだ。わたしも娘のお迎えの時間があるのに…!

それから、ふるさと納税楽しいですよね~、どれかくださるのであれば、入間さんのお取り寄せになったあの大きな犬張り子をいただきたい。 家宝にする。

 

そして黒木華さん。かわいい。「重版出来!」でもかわいいなぁと見ていたが、今回のドラマでもやっぱりかわいい(余談だが、「重版出来!」ではオダギリジョーさんが素敵だったんだよなあ)。頑張っている姿含めて「坂間さんに憧れる未来の裁判官、いるかもしれませんね」と小日向文世さん演じる駒沢さんに言われてむふふと笑いをかみ殺す坂間さん、めちゃくちゃかわいかった。終盤に飛び出す長崎弁も実にかわいかった。方言っていいよね。ストレスが溜まってお肉あんなに食べちゃうんだ。お肉(焼肉)食べると幸せホルモンが出るって言うもんね。疲れたらお肉食べて頑張ってほしい。

浦島太郎の後日談、浦島太郎が鶴に生まれ変わって、亀に姿を変えた乙姫と結ばれるっていうの初めて知った。いいお話だったんだ。

 

検事の井出さん役、彫刻系美形なのになんだかおもしろい雰囲気が滲んでいるこの俳優さんは誰だっけ? と思ったら山崎育三郎さんだった。腕をブン回すところで笑わせていただいた。山崎さんもお声がいいんだよな。眼鏡もとてもお似合い。あと、発言するとき立ち上がってジャケットのボタン留めるの勘弁していただきたい。かっこよすぎて年甲斐もなく、思わず「おおっ」と声が出てしまった。

 

ジャケットのボタンと言えば、新田真剣佑さんのジャケットやシャツのボタンがはじけ飛ぶのではないかと心配だ。あんなにムキムキで、お召し物に困らないのだろうか。

 

そして小日向さんも相変わらず良かった。なんだろう、普通の人としての演技の合間に見せる、あの慈愛に満ちたお目目。素敵だ。わたしもああいう人になりたい。

 

草刈民代さんもお美しい。凛とした、ちょっと怖いところのある役が本当にお上手だ。

 

肝心の事件については、そんなことあるぅ? と思うところもあった。

亡くなった議員秘書が女の子を助けようとして踏切に入ったのなら、電車の運転士がそれを見ているのでは? 運転士が気づいたときには男性が踏切に入っていて轢いてしまった、というのは前方不注意だったのでは、と思ってしまった。

 そして、事故現場に落ちていた時計(しかも贈り物として箱に入っているもの)を助けてもらった女の子が拾って、ずっと持っているってあり得るの? その女の子が持ち帰ってしまったとしても、母親がそれをそのまま持たせておく(家で保管する)って、どうなんだろう? あの議員から圧力があったのかな。

そもそも、あの女の子を助けるときに時計の箱を落とすかな? 踏切に入る直前くらいにバッグを投げ出してるのに、なぜあの箱だけポロっと現場に落ちるのか。

でも、まあ… ドラマだもんね。そこは突き詰めずに流そう。

 

それにしても、職場の仲間を思う気持ちや、子を思う親の気持ちに付け込んで圧力をかけるあの議員の人間性を疑う。部下も無能呼ばわりして全く大切にしてないし、最低だ。「(秘書が)死んでくれて一つだけ良かったことは、これ以上馬鹿に関わらずに済む」と言い捨てるとか、証言を聞いて、目を閉じて「フッ」ってバカにしたように笑うなんて極悪人というか、悪というよりは屑だね。〇※△@されてしまえ!

とはいえ、とことん「いやな奴だな~」と思わせる演技ができる勝村政信さんは好き。

 

気づけば好きしか言ってない。

次回も見ようっと。