2021年第7週 ふりかえり
2/15(月)~2/21(日)の支出。
・食費 15,769円
・日用品 619円
・駐車場代 200円
◆合計 16,588円
もう米がなくなるというタイミングで、ふるさと納税の返礼品のつや姫5kgが届いた。
この週の贅沢、とちあいか。
1パックに10粒入って1,000円。
とちあいか(左)と、スーパーで購入したとちおとめ
アニメ「進撃の巨人」はFinal Seasonに追いつき、戦争や差別の描写で精神的に参ってしまった。エルディア人に巨人になる液体を注射して兵器として使うところなどは特攻を彷彿とさせるし、エルディア人の差別はナチスドイツのユダヤ人迫害と同じようで、もう見たくないと思った。つらい。
突然戦争シーンから始まり、リヴァイ班はしばらく登場しないし、一体何の話なのだ? という意味でも見るのがつらかった。アルミンの背が伸びてあの可愛らしさがなくなっていたことが少しショック… と思ったのも束の間、サシャが凶弾に倒れ、それどころではなくなった。最期に「にく」って言ったサシャが大好き。シーフード料理をがつがつ食べていたサシャ、飽食の時代を迎えた日本で生きていたら良かったのに。サシャに色々な料理を振る舞いたい。
同時進行で「ハイキュー‼」も見始める。これは文句なしに楽しい。チームメイトの田中君がコニーに、伊達工の青根君はライナーに見えるなど「進撃の巨人」を引きずり、コニーもライナーもこうやってバレーボールできるような世界線選べたら良かったよね、と思う。娘もけらけら笑いながら見ていて、家族で楽しく見られるアニメがあることに感謝。セッターの役割は、それぞれの個性を活かすトスを上げること、みたいなことを今更知り、夫と二人で「へー」「上司としてそうありたいな」などと言い合う。
2月14日に夫がいなかったので、出張から帰ってきたタイミングで娘とチョコレートチーズケーキを焼いてバレンタインのプレゼントということにする。雑誌「かぞくのじかん」に掲載されていた簡単なチーズケーキのレシピを見て。娘が生まれるまではこの手のプレゼントは全てお金で解決してきたのだが、娘がお菓子作りが好きなので、半ば娘のためにケーキを焼いた。
夫の感想は「ふつう」。
母が送ってくれた惣菜のなかに、「寒こうじ漬けローストポーク」があり、こうじをぬぐって焼くだけの状態になっていた。キッチンで夫と娘が付け合わせのじゃがいもを切っていたので、ローズマリーを摘んできてまわりに置いたら良いんでない? と進言する。結果、部屋じゅうがローズマリーの匂いになり、レストランのお料理みたーい、と娘が喜ぶ仕上がりになった。焼きあがったローストポークは写真を撮るのも忘れて美味しい美味しいと食べてしまった。
やたらとローズマリーを置く娘
気づけば来週から3月だ。2月ってあっという間に終わるなあ。
2021年第6週 ふりかえり
2/8(月)~2/14(日)の支出。
・食費 10,481円(KFC 1,944円含む)
・日用品 963円
・駐車場代 400円
◆合計 11,844円
土曜日に母から味噌や惣菜を送ると連絡があったので、食材を買い控えた。
母は料理がうまいし、味噌も仕込んでいる。こまごまと手を動かすのが好きな人だ。
本人は「仕事してないから暇なの」と謙遜しているが、わたしなら暇があったら生活を整えるより先に、本を読むか寝るかするだろう。
金曜日、仕事を終えた夫に「今日の晩ご飯どうする?」と訊くと、「何か(こういう時はだいたい決まっていて、ピザかKFCのどちらか)買いに行くか」との返事。何を買うかは夫と娘に任せる。二人がお風呂に入っている間、サラダとミネストローネを作る。娘の希望でKFCに決まったらしく、三人で買いに行った。
「あのね、じゃんけんして勝った人は嬉しいから、負けて残念な人が食べたいものにしたの」と、娘が言った。かわいいことを言うなとぎゅうぎゅうに抱きしめてしまった。
玄関を出ると、お隣のご主人がKFCの袋を下げて歩いてくるのが見えて、「KFCのCMみたいだ」と夫と笑いあった。
夫がランブルスコを出してきたので、それを飲みつつ、「進撃の巨人」をAmazon Prime Videoで見る。登場人物の名前が西洋風でなかなか覚えられない。リヴァイさんをツヴァイさんと間違えてしまう。オラウータンのような巨人の中の人がジョン・レノンのようだったのが印象的だった。
アッカーマンという苗字の人がこれまでに3人登場したが、リヴァイとミカサは兄妹なのか。あの世界ではアッカーマンという苗字は、現代日本における鈴木さんくらいよくある苗字なのか。原作を読んでいないので、今後明かさせるのかが楽しみ。全くの赤の他人かもしれないが。
アルミンが火傷して、死んじゃうのかと思ったが、土壇場で復活していたので胸をなでおろす。あの子を海に連れて行ってあげたい。
娘が描いたミカサ
日曜日は娘が保育園の同級生と約束していたので公園で遊んだ。
生後3か月の坊ちゃんを連れたお母さんとベンチに座って四方山話。
保育園の保護者懇談会では、どうしても声の大きい人が目立つので、まるでその人の意見が全体の意見のように感じてしまうが、個々に話すとそうでもないのだな、とわかってとても気が楽になった。
土曜日の深夜、最大震度6強の地震があり、我が家のある区も震度3か4を記録。揺れている時間が長く、不安が募った。娘はぐうぐう眠っていた。リビングの引き出しが開いていた以外、地震の影響はなかった。
娘が1月からずっとお雛様を飾りたいと言っていたので、立春を過ぎた晴れた日に飾った。春が近づいている。
2021年第5週 ふりかえり
2/1(月)~2/7(日)の支出。
・食費 13,138円
・日用品 490円
・駐車場代 400円
◆合計 14,028円
節約はあまり意識していないので、食べたいものを食べられる量だけ買っている。
食品ロスが発生しないか目を光らせている夫が、夫の実家で発掘したものを引き上げてくるので、自分たちで買っていないものも食べている。
先日もらったのは、ハヤシライスのルー、黒ごま、白ごま、生七味(ペースト状の七味)、黒豚ラー油、紅生姜、味付け海苔だったかな。
目下消費中のものは黒ごま。
賞味期限が2020年9月なのだ。
大急ぎで賞味しなくてはいけない。
黒ごまで胡麻和えを作って出したところ、娘に「これ、香ばしすぎる。いつもの黄色(白ごま)のほうが好きかも」と言われてしまった。
ヨーグルトにきな粉、黒ごま、黒蜜をかけて食べると何かしらの和スイーツ的な味がしないでもない。好きな味かどうかと訊かれれば、きな粉に黒蜜だけのほうが好きだが、黒ごまは健康に良さそうだし(賞味期限の過ぎた食品は健康に良いのかは考えないでおく)、期間限定なので、しばらく朝のヨーグルトはこうして食べるつもりだ。
家計簿にはさんだレシートを見返して、もう少し買っておいたら良かったかなと思うのが鬼滅の刃のシール付きウエハースだ。こどもがお店で見つけて、自分で選んで買って、何のシールが入っているんだろうとわくわくした気持ちで袋を開ける、あの過程が醍醐味だと思うのだが、もう全然! どこにも! 売っていない!
娘は煉獄さんのシールを期待していたようだが、入っていたシールは炭治郎くんと禰豆子ちゃん、宇随さんだった。
近所のスーパーではもう売り切れみたいだと伝えると、「そっかー。みんな欲しかったんだね」と言い、「自分で煉獄さんのシール作ろうっと!」と、パッケージを切り抜いて満足そうにしていた。
娘の作った煉獄さんシール
わたしは娘のこういうところが大好きだ。
この手作りシールは、娘がいらなくなったらわたしの日記帳に貼っておこうと思っている。
↓ところで、昨夏夫の実家からもらったルイボスティーは、先日やっと飲み切った。別のお茶飲みたい。
あ、「味道楽」がまだ残ってる。
2020年 わたしのふるさと納税
住民票を置いている区の財政には貢献できず申し訳ないが、2020年もふるさと納税制度を活用して、応援したい自治体に寄付した。
1. 北海道紋別市
紋別市にはとっかりセンターというアザラシの保護・観察・ふれあいができる施設があり、ここを訪れた時にアザラシの可愛らしさに一家揃ってノックアウト。
この施設を応援したい思いから2019年に引き続き寄付。
返礼品としていただいたホタテもとても美味しい。冷凍なので少しずつ使える。たいていお刺身でいただいている。
わたしが東北で生まれ育ったので、「東北のどこか」という縛りの中で良さそうな返礼品を探した結果、毎日食べる米をいただくことにした。1か月ごとに違う銘柄が届くので、食べ比べができるというもの。
1か月に5kg弱食べているので、だいたい半年かけていただく。
鴨が好きなのだ。
秋田県で育てているのに「フランス」って何だろう。秋田弁がフランス語に聞こえなくもない、とかそういう繋がりだろうか。
焼肉(塩やわさび醤油で)、鴨鍋(焼いたネギとセリを山盛り入れた)を味わった後、鍋に余ったスープでお蕎麦をいただいたが大変おいしかった。
鴨以外の材料の買い物から調理まですべて夫がしてくれた。
あと1セット冷凍庫にあるので、また食べられると思うとにやついてしまう。
同じく「東北縛り」で。
娘がうどん(麺類全般だが)を好んで食べるのと、わたしがぺろぺろの稲庭うどんが好きなので、中でも気に入っている「佐藤養助商店」のうどんを大量にいただいた。
稲庭うどんは美味しいのは言うまでもなく、茹で時間が短いのも良い。
夫に「こんなに食う?」と呆れられたが、間違いなく今年の年末にはなくなっていることだろう。
2020年にいただいた返礼品が良かったので、今年もほぼ同じ自治体に寄付することになるだろう。鴨は絶対に外せない。東北の自治体の多くがお米を返礼品としているので、別の自治体に寄付しようかな。
わたしの寄付額など、雀の涙というか、たかが知れているのだが、それでも少子高齢化の進む地域で何かに活用していただけたら嬉しい。
「下北沢について」 親子の時間のこと
わたしと同世代の、とくに女性には、思春期によしもとばななさんの作品を読んで、自分より少し年上の主人公たちの生き方に憧れを抱いたという人が多いのではないだろうか。わたしの周りの女の子たちも「キッチン」とか「TSUGUMI」とか、繰り返し読んで、よしもとさんのむつかしくない日本語で描写された、普通の生活の中で異様に美しく輝く瞬間や、主人公のすこし風変わりな友人や同居人との関わりに、どうしようもなく心惹かれていたと思う。
高校生くらいまでは新刊を追いかけていたのだが、大学生になる頃、「むつかしい」とわざわざ書くのはどうしてなんだろう、「異様に」って使いすぎじゃないだろうか、わざとだと思うけどどうしてこんな下品な言葉を混ぜてくるのだろう、とか、気になってしまってあまり読まなくなってしまった。
目に留まったこの本、表紙がきれいだったので手に取り、よしもとさんの本を久しぶりに読んだ。
ああ、この文だ… と思った(「異様に」もまだ使われていた)。
よしもとさんが下北沢に引っ越す前と、引っ越してからのエッセイで、ものすごくすらすら読めた。
わたしは下北沢がどんな街かよく知らない。個人商店が多くて、濃やかなお付き合いが苦にならない人なら楽しく暮らせる街なのだろう、ということは読み取れた。
それとは別に、よしもとさんが坊ちゃんと過ごした時間について書いた、この文章がとても好きだ。
とことん相手に合わせてみたり、ゆずってみたり、無為な時間と思われる時間を過ごしてみることでしか、思い出の塊はできないように思う。
今、あの日々を思い出すとあまりにも濃くて美しい塊になっているから、びっくりする。
私が私の好きなことだけをどんなにがんばって追いかけても、多分こんな塊にはならないだろうと思う。
(中略)
でも、毎日の中でちょっとだけ、全部手を開いて、はいはいどうぞ、と言って相手にゆずってあげることはきっとこれからもできるだろうと思う。おりをみて、家族に友達に、少しでもそんなふうにしたいと思う。
お金や肉体はそうそう与えられなくっても、時間とか気持ちはそんなふうに気軽にゆずれるといいなと思う。
そうしたら時間は一見減りそうでもどんどん増えていくように思うし、自分は一見すり減りそうでもどんどん豊かになっていく、そんな不思議にまた出会える気がするからだ。
本当にそうだなと思う。
何べんも繰り返し読む絵本とかアニメ、少し面倒くさいと思ってしまう娘からの小さなリクエスト(ねえママ、にんじんをくまさんのかたちに切って、とか)、要領を得ない娘の話を根気強く聞くこと。
娘はすっかり忘れてしまっても、わたしの記憶の中ではきらきら輝いて、この先娘との距離ができてしまっても、ずっとわたしを支えてくれるのだろう。
今週のパルシステム注文品
今週のパルシステム注文品から、我が家のお気に入りを紹介したい。
1. こんせんプレーンヨーグルト
400gで税込み225円は安くはないが、これまでスーパーで買っていたどのヨーグルトよりもわたし好みの味で、そのまま食べてもおいしい。毎週2〜3パック買う。
2. 産直じゃがいものサラダ
娘の大好物で、朝食によく食べている。
たまにキュウリを輪切りにして追加する。
3. レンジポテトコロッケボリュームパック
夫の大好物。夕食のおかずが足りなかったとき、勝手に冷凍庫から出して温めて食べている。ソースとマヨネーズをかけるとさらにおいしくなるらしい。夫からは、カタログに載っている時は必ず注文してくれと言われている。
4. 餃子にしよう!
凍ったままフライパンに並べて焼く。油と水は必要。調理が簡単で美味しく、すぐ食事をしたい時に活躍する。家族全員のお気に入り。
5. 産直米の焼きおにぎり
娘の朝食用。大人も自宅勤務中、小腹が空いたときにも食べてしまう。サイズが小さいのも良い。最近、仕切りトレーがなくなり、開封後も冷凍庫にしまいやすくなった。素晴らしい。
6. 鮭ほぐし? ほぐし鮭?
原材料は鮭と塩のみ。着色料でどぎつい色がついていないのが好き。そしておいしい。
7. だし香る鶏炊き込みご飯の素
娘が炊き込みご飯を食べたいとよく言うのでストックしておく(届いた翌週には消費される)。わたしは白米2合、もち米1合で炊いている。
他にはスーパーで買うと重たい根菜類、牛乳、なめこ、卵、えのきだけ、豆腐などもあわせて購入している。これらは毎週または隔週の「定期お届け」に登録してあるので、注文時に自分で選択しなくても、自動的に買い物かごに入るようにしてある。便利だ。市販品より少し価格が高いものも多いが、お値段以上の価値があると思う。
コロナ禍の自粛期間中(春〜初夏)は、乳製品や冷凍食品が品薄になり、注文しても購入できなかったり、注文さえできない時期があった。あの時は本当に参った。あの時ほど「いつもの食卓」の有り難みを感じたことはなかった。
パルシステムの配達を受け取るたびに、生産者や物流を担う皆さんのおかげで、元のように安定的に供給されるようになったことに感謝している。
鬼滅のハンドメイド(1) 手縫いでスカート
娘は「鬼滅の刃」と出会って以来、禰豆子ちゃんがお気に入りだ。ハロウィンあたりまではラプンツェルと騒いでいたから、ラプンツェルのワンピースを買ったのに。もう飽きたの? 今の娘の憧れの女性は禰豆子ちゃんに違いない。
そんな娘が「保育園に禰豆子ちゃんのお着物を着て行きたいの」と言うので、ネットで衣類を探したがピンとくるものがない。自由な園ではあるが、さすがに羽織で登園というのもなあ… 袖が邪魔になりそうだ。同じ柄の布なら売っているけど。
わたしは普段、ハンドメイドはしない。ミシンもない。でも、手縫いでもスカートくらいなら作れるんじゃないか? いや違う。できるかできないか悩むんじゃない。できる方法を探すんだ!
と、なんとなく鬼滅の刃のキャラクターぽく考え、重い腰を上げる。
とりあえず材料を見に行き、使えそうな材料がなかったら、本屋を冷やかして帰れば良いかとユザワヤへ行く。店内に入ってすぐのところに鬼滅の刃コーナーがある。禰豆子ちゃんの着物と同じ柄だけでなく、炭治郎くん、善逸くん、冨岡さん、胡蝶さんの羽織の柄の布もあった。初めて入ったユザワヤには、布の他にもわたしが必要とするものがすべて揃っていた。
そこで見つけた禰豆子ちゃんの着物の柄である麻の葉模様の布を1m、手縫い用の糸、ゴム、それに思い付きで、伊之助くんの腰巻(?)になりそうなボアのカットクロスも買って帰宅。
出来上がったスカートを保育園で褒められ、もしかして作りたい人がほかにもいるかもしれないので、参考にしたサイトと、わたしの手抜きな作り方、110cmの娘の完成品着用画像をご紹介したい。
【参考にしたサイト】
【材料】
縦50cm*横70cmの布 2枚
平たいゴム(6mm幅) 50cm*2本
手縫い用の糸(布の色に合わせる)
【作り方】
1. 布を切る
わたしは麻の葉模様の直線をガイドにして、大体50cm*70cmになるように切った
2. 縫い代1cmで両サイドを縫う
この時、片側はゴムを入れる口にするため、3cmほど縫い合わせないでおく
3. ゴムを入れる口を作る
縫い代を割って、口の周りを縫う
4. 裾を縫う
1cmずつの三つ折りにして縫う
5. ウエストを縫う
ゴムを2本通すので、2本分縫う
ゴムを通せばウエスト部分はくしゅくしゅになるので、縫い目の美しさは気にせずとにかく縫う
6. ゴムを入れて完成
ほどけない結び方で結べば完成
布の端の処理はしていないのでほつれてしまうが、着用や洗濯には問題なし。
【110cmの娘の着用画像】
娘が喜んでくれてただただ嬉しい。
「禰豆子ちゃんのお着物のスカート、ママが作ってくれたの!」と自慢して歩く娘の隣にいるのは照れ臭いが、作った甲斐があったというもの。
そして、余った布と伊之助くんの腰巻として使ってもらえなかったボアで、マフラーも作ったのだった。
数ヶ月間仕事が山積み状態で、家で仕事してばかりだったが、それがようやく片付き気持ちに余裕が生まれたのかな。いつも以上に娘に対して、わたしに出来ることを何かさせてくださいと思う。
鬼滅のハンドメイド(2)に続く。
↓我が家の鬼滅の刃シリーズ