とん汁を食べながらおふくろちゃんの買い物癖を考える
夫の出張と、わたしの出社日が重なったので、久しぶりに弁当を作った。夫が「鮭買ってきてくれたんだ。うまそう。海苔弁を作ってみるか」というので、ごはん、おかか、海苔、ごはん、おかか、海苔、おかずの順に詰めた。
右が夫用、左がわたし用
わたしはご飯におかずの味がうつるのがあまり好きではないのだが、海苔の上におかずをのせることでそれが防げることに気付いた。海苔弁、好きかもしれない。
今日のブロッコリーは鶏ガラスープの素、砂糖、胡麻油とすり胡麻でナムルにした。適当に作った割に美味しくできて良かった。
これに、連休中に両親の家を片付けていて発掘された賞味期限ギリギリのインスタント味噌汁「ぽん多のとん汁」でお昼にした。この豚汁も美味しかった。
両親もお弁当を持って仕事に行っているらしい。せっかく買ったのだからこういうの(インスタント味噌汁)も持って行ったら良いのに。
大量のインスタント味噌汁を前にしてそう言うと、おふくろちゃんは、買った時点で満足して、もう食べたい気持ちがなくなってしまうのだと笑っていた。だからあなた達が食べてちょうだいと。
それが本当なら、おふくろちゃんの買い物の目的は「買うこと」であって、買ったものを食べたり使ったりする前に満足しているということだ。
開封されずに冷蔵庫やストック棚に置かれた食品、一度も袖を通さずにクローゼットに並ぶ洋服、ふわふわのまま水を一度も吸うことのないタオルの山などがどうして両親の家にあんなに沢山あるのか、腑に落ちたのだった。
↓連休中、キッチンストック棚の整理をした話