なる楽生活

なるべく楽に、なるべく楽しく。日々の暮らしの雑記。

2021年第15週 ふりかえり

4/12(月)~18(日)の支出

・食費 18,417円

・衣類 2,860円

◆合計 21,277円(個人的買物を除く)

ヴィタメールでケーキ、茅乃舎で野菜だしを二袋買ったので、いつもより食費がかかった。

 

月曜日は「イチケイのカラス」、火曜日は「大豆田とわ子と三人の元夫」、金曜日は「リコカツ」を見ようと決めた。「リコカツ」の永山瑛太さんが、堅物な自衛隊員役を面白く演じていて、真面目過ぎるがゆえにおかしな人が大好きなので、可笑しくてたくさん笑わせてもらった。

 

シルバニアファミリーハッピーセットを土曜日に買い、おまけのスペシャルDVDももらい、娘がそれを見ている間読書に集中できて良かった。

 

 

週末、夫の実家で、娘の進級祝いをした。チョコレート好きな娘が「絶対これをみんなで分けて食べたい」とごねたので、ヴィタメールでショコラ サンバという表面がテラテラのケーキを買った。文句なく美味しいケーキだった。二種類のムースが混ざり合ってトロトロしている。あっという間に食べてしまった。

 

これはもう一切れ食べてもいいな、と言うわたしに、おふくろちゃんが「あら~、ゆきやまさん若いわァ。わたし、こういうの半分も食べられなくなっちゃったわ。でもそのうちゆきやまさんも食べられなくなるのよねェ」と予言をした。

えェ~、そうなんですか、じゃあ食べられるうちに食べておこうっと!

 

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ショコラ サンバ 直置き

 

4月から保育園年長になった娘だが、特に変化はない。他の子の保護者からは、年少さんのお世話をしたがり、おむつまで替えているらしい、なんて話を聞いたが、娘はきっとマイペースに過ごしているのだろう。わたしと同じで、小さい子を見て「かわいいねー」と思うものの、積極的に関わろうとはしないタイプ。いわゆる「子ども好き」ではないと見える。年上の子にかわいがられたいとか、年上の子の真似をしてお姉さんに近づきたい、というような気持ちが強い子のようだ。

 

さて、進級祝いのケーキを買った百貨店で、ついでにPOLAのB.A.シリーズの化粧水と乳液を購入。2品で44,000円。高い! しかしもう本気でスキンケアしたほうが良い年齢だと自覚しているので、清水の舞台から飛び降りた。サンプルを使ったら、化粧水だけでもしっとり、まさに吸い付くような肌になったので、信じて使い続けてみよう。「絶対にきれいになる」と念じながら使おう。ブルーライトもカットできるという日焼け止めも気になるが、とりあえずそれは今使っているものがなくなったときに考えよう。メイクにはあまり興味がないが、基礎化粧品だけは力を入れても良いと思っている。

きれいな人(黒木華さん、松たか子さん、北川景子さんたち)をドラマで拝見し、できる範囲で努力して、少しでもきれいにしておこうという気持ちが湧いてきた。このチャンスを逃さず、化粧品売り場に出向いた自分を讃えたい。

 

先週、ため息が出る出来事があった。

知人からグループLINEがあり、緊急性が低いにも関わらず全員に即返信を求める内容だった。それを見てわたしのテンションは底辺まで落ち、ただただこの人面倒くさいとしか思えなかった。急を要さないLINEの返信くらい、好きなタイミングでさせておくれよ…。仕事とか、家事とか、家族との時間とか、優先させたいことは他にたくさんあるのに、そこにぐいぐい割り込んでくる神経、というか、無神経さ。そんなに親しくもない相手に、そこまでダイレクトに何かを要求できるのってある意味すごいが、自分はそういうことはしたくない。

 

この後、ドラマ「リコカツ」を見て思ったのだが、紘一さんも咲さんも、相手の一挙手一投足に真摯に向き合いすぎておかしなことになっているので、対人関係で違和感を感じた時にはサラッと流したほうが波風立たなくていいのかもしれない。家族や親しい友人とはもちろん別の付き合い方があるが、そう親しくない相手の、変だなと思うところはいちいち疲れさせられないように、かわし方を覚えたほうが楽なんだろうなと思う。

 

↓先週のふりかえり

 

シルバニアファミリー ハッピーセット

娘がカレンダーに書き込んで楽しみにしていたシルバニアファミリーハッピーセット

4月17(土)・18(日)はおもちゃに加えてスペシャルDVDも貰えるというので、土曜日に買いに行った。

 

今回のハッピーセット おもちゃ紹介 | ファミリー | McDonald's Japan

 

娘がもらったおもちゃはピクニックワゴンのスタンプ。

タイヤや窓のシールが別で付いているので、自分で貼り付ける。

ワゴンを走らせるとスタンプが回ってお花の模様がライン状に押されるというものだった。

 

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押したスタンプとワゴン

 

おまけのDVDの内容は

・新商品「おしゃれにスタイリング! ビューティヘアサロン」の紹介

シルバニアファミリーミニストーリーピオニー

・着ぐるみのうさぎやリスのクイズやダンス指導

で、1時間ほどだった。

 

新商品(ポニーのたてがみがものすごく長くて、三つ編みなどのヘアアレンジができる。Youtubeでリカちゃんのヘアアレンジ動画にハマっている娘にはたまらないであろう商品)の紹介を最初に持ってきていたので、なるほど、コレは確かにエポック社にとってもスペシャルな企画だなと感心した。

 

新商品が欲しくなった子も大勢いるだろうが、続いて収録されているシルバニアファミリーミニストーリーピオニーを見れば、そのことは忘れられる。ミニストーリーはYoutubeですでに見たことがある動画だったが、娘は好きな動画であれば何度でも繰り返し見るので、ナゲットとポテトをつまみながら静かに眺めていた。

 

その間、わたしも集中して本を読めたので、ハッピーセットのおかげで親子それぞれ良い時間を過ごした。マクドナルドに感謝。ハッピーセットの良いところは、こうやって子どもが遊んでいる間に親がのんびりできるところだと思う。

 

サービス対象店舗でシルバニア商品を2,000円以上購入し、スペシャルDVDに付いているシルバニアチケットを渡すと、ドレスを着たショコラウサギの赤ちゃんがもらえるキャンペーンも実施中ということだった。

 

娘はポニーが欲しいと言い出すかと思いきや、ヘアアレンジのできるリカちゃんが欲しいと言い出し、なんでもない日におもちゃは買わないよと説得中。

「たみこの海パック ふりかけワークショップ」オンラインイベント

先日、ご縁があって「ふりかけワークショップ」というオンラインイベントに家族で参加した。

 

南三陸町で「たみこの海パック」という、海産物の販売を手掛けている阿部 民子さんが講師となって、まずは紙芝居を用いて南三陸町のこと、東日本大震災のこと、漁業のこと、海藻のことをお話ししてくださった。

 

2011年に巨大地震が起きた時のこと、その後の南三陸町の街や海の様子、民子さんの葛藤(もう海は怖いという気持ちと、自分に何かできることはないかという気持ち)、海パックを仕事として立ち上げるまでのこと、そして南三陸の海で育つ海藻のこと。

 

あの震災当時、わたしは東京にいて大きな揺れに驚いたし、交通機関はストップして帰宅できなくてホテルに泊まったし、実家の両親のことも心配だったけど、今となっては「いや~、あの時はびっくりしたよね」と軽く話せてしまうのは、肉親や友人知人に亡くなった人が一人もいないからだろう。

 

民子さんはきっと、今でもお辛い気持ちを抱えてらっしゃると思うし、地震津波(海)に対する恐怖心もお持ちのことだろう。

それでも、一生懸命お話してくださる姿に、真の意味での復興とは何だろう、一度ついた傷が癒えることはあるのだろうか、と考えると同時に、いまの暮らしがいつまでも続きますように、と祈るような気持ちになった。

 

ガラッとトーンを変えて始められた海藻の話には、いつまでもしんみりした気持ちではいられない、という民子さんの決意のようなものを感じた。参加者には子どもたちも多かったので、

「生のわかめって何色か知ってる?」

「わかめはどこに生えているのかな?」

などの問いかけに、「くろー!」「ちゃいろー!」「うみー!」「いわー!」と声が上がる。一転して楽しい雰囲気になった。

 

民子さんが送ってくださったふりかけの材料には、わかめ、香りおきあみ、ふのり、めかぶ、とろろ昆布、白ごま、特製タレ(醤油、みりん、砂糖、酢など。お子さんが多い時には酢を控えめにして食べやすくしています、とおっしゃっていた。すごい心遣いだ)が入っていた。

 

まずは生わかめの茎を取る。茎の横を少し裂いて、指で挟んで茎を引っ張ると固い茎と柔らかい葉に分かれる。これらを細かく刻み、その他の材料と混ぜてふりかけを作る。茎わかめは炒めても美味しいですよとおっしゃっていたが、我が家は全部刻んでふりかけに入れた。

そのふりかけをジップ袋に入れ、娘が「ふりかけ」と書いたラベルを貼る。

 

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出来上がったふりかけ

 

ちょうどお昼どきにふりかけの試食タイムが設けられていた。参加者全員でふりかけご飯を食べる。炊き立てのご飯を、海藻いっぱいのふりかけでいただく。画面越しに「美味しい」の声がわいわいと聞こえてくる。娘も「うん、美味しい」と言いながらたくさん食べていた。

このふりかけの賞味期限は2週間ほどだが、あっという間に食べてしまいそうだ。

 

正直なところ、イベント当日までは「ふーん、ふりかけワークショップって言っても、材料混ぜるだけでしょ?」と軽んじていたのだが、イベント終了後は満足感でいっぱいだった。

 

いつか三陸を訪ねてみたいなあ。

三陸といえば、ドラマ「あまちゃん」が思い出されるので(きちんと見ていないので、じぇじぇじぇくらいしか知らない)、三陸鉄道リアス線に乗ってみたい。きっと牡蠣も美味しいに違いないので、牡蠣と白ワインもいただこうと心に決めている。

 

↓民子さんによる「たみこの海パック」

 

 

2021年第14週 ふりかえり

4/5(月)~4/11(日)の支出

・食費 14,960円

・日用品 5,000円

◆合計 19,960円

 

ドラマ「イチケイのカラス」が良かった。


みちおも好きだし、坂間さんも駒沢さんも井出さんも、みんな好きだ。今週は走る井出さんが面白かったな。

 

週末、娘が「〇〇ちゃんと●●ちゃんと公園で3時に遊ぼうって約束したんだ!」と言うので、ホンマかいなと思いながら公園に出かける。すると、〇〇ちゃんと●●ちゃんがやってきた。母親同士、「本当に約束してたんですね!」と驚きを共有した。もう、友達と約束して遊んだりできるんだね。

 

〇〇ちゃんと●●ちゃんには上にきょうだいがいるので、ふたりの保護者から学童の申し込みや、1年生の学校生活のことなども教えてもらった。来年度からまた生活リズムが変わるのか… 色々工夫しないといけないな。楽しみもあるけど、少し面倒くさい。

 

娘の通う英語教室では、新しいメンバーで新学期を迎えた。教材も変わり、パラパラ眺めながら名前をつけた。娘は歌もダンスも劇も好きなので、DVDやCDも飽きずに繰り返し見聞きして、歌ったりセリフを真似しているので覚えが速い。ただ、文字ではなく音で覚えているので、聞こえたままを言っているだけで、意味はわかっていないのだろうなと感じる時もある。

 

毎日続けている英語教室の宿題とオンライン英会話でだいぶ英語には慣れてきたようだ。

Too longとかToo hotのように“too”を多用する講師が多いからか、講師の従兄弟の数を聞いた娘が"33 cousins? That's too lot!"と言っていた。これを聞いた時、すぐには意味がわからなかったが、きっと"a lot"にtooをつけて「多すぎる」と言いたかったのだろうと思った。こういう言葉の使い方を聞くのがすごく面白くて、娘の話す英語を真剣に聞いている。

「親と子どもの感情BOOK」 厄介な感情との付き合い方

最近読んだ本。

 

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親と子どもの感情BOOK 感情ときちんと向き合う子どもが育つ

子どもに、「人には喜怒哀楽(感情)がある」と認識させることから始める。自分の感情を認識し、また、他人にも自分と同じように感情があることを理解すること。恐怖・不安・怒りなどの強い感情を抱いたときにはそれを抑え、その上で問題を解決する。このように子どもを導くにはどうしたら良いか、というガイドブックだった。

 

子どもの心が乱れているときに親ができることとして、①なぐさめる ②選択肢を示す ③子ども自身に選択肢を考えさせる ④サポートする と、子どもの発達段階に合わせて親の役割が変化するとあり、最終的に子どもが一人で自分の感情に対処することを目指す。

 

自分の気持ちを静めるための方法を知ることも重要で、人それぞれ、押し寄せる感情を静めたり、気持ちを切り替えるためにしていることがある。深呼吸、体を動かす、入浴、飲食、歌う、話を聞いてもらうとか。いったん感情を静めて、冷静に物事をとらえることの重要性が説かれている。感情と事実(問題)を切り離さないとうまくいかない。

 

感情と事実を切り離す、というのは普段から気を付けていることなので、娘にも「お風呂に入ると気持ちがすっきりするね」と声をかけたり、保育園で嫌なことがあったと言う時には、娘の話を聞いてから、感情を整理して、落ち着くために何をしたいか聞くとか、娘が思いつかなければこちらから提案するとか、してみたい。

 

 

わたしが知りたかったのは、「好き・嫌い」という感情とどう付き合うかだったのだが、それについてはほとんど触れられていない。わたしは喜怒哀楽よりも、好き嫌い(特に「嫌い」)の感情のほうがよりいっそう付き合うのが難しいと感じている。ヒントになることが見つかるかなと期待していたのだが、この本はそういう目的で書かれたものではないようだった。

 

この本を読んでみようと思ったきっかけとなる出来事がある。

 

娘と「プルーンってレーズンなんでしょ?」、「プルーンとレーズンは違うものだよ。プルーンは(西洋)すももだけど、レーズンはぶどう(を乾燥したもの)でしょ」などと話しているところに知人がやってきた。

「違う違う、プルーンはでかいぶどうだよ! (娘)ちゃんママはなんにも知らないんだね! プルーンはぶどうだよ!(大事なことなので二回言います、というやつか?)」と断言。

 

こういう時、わたしは「アハハ! プルーンってぶどうなんだ~。知らなかったなあ。◯◯さんは物知りだね!」と切り返すことができず、往年の田代氏のように「なんだキミは?」と言いたくなる。

 

嫌だな、と感じたポイントはいくつかあって、①親しくもないのに突然親子の会話に割り込む ②事実ではないことを言う ③仮に「プルーンは(西洋)すもも」が間違っていたとしても、それだけで「(娘)ちゃんママは何も知らない」と娘に言う ことなのだが、これって多分、わたしがその知人を嫌いなんだろうな。モヤモヤ。

 

気が晴れないので、夫に「今日◯◯さんがこんなこと言うからモヤモヤしてるんだけど、これってわたしが◯◯さんのこと嫌いなんだよね」と愚痴ると、「『ググれカス』って言ってやればよかったじゃん」と言うので笑ってしまった。そして、笑ったら気が晴れた。

 

感情と付き合うのは難しい。

解決すべき問題があり、それによってある感情が湧く、というのではないケースが多々ある。「感情BOOK」では、「気にしないほうがいいよ」などの、感情から目を背けるような声かけは推奨されていない。むしろ、そういう感情にもしっかり向き合うことが勧められている。

気持ちを落ち着かせるための手段をいくつか持っておくのも当然有効だと思うが、気持ちがダウンしているときに、近くに不満や怒りや悲しみを吐露する相手がいてくれると知っているだけで、だいぶ気が楽になるなと思う。

こうなるともう、感情ではなく人付き合いの話になってしまうか…

 

それにしても「プルーンはでかいぶどうだよ!」って…

中井貴一さんが気の毒になる。

2021年第13週 ふりかえり

3/29(月)~4/4(日)の支出

・食費 9,946円

・日用品 657円

・娘の服 2,288円

・交際費 8,500円

◆合計 21,391円

 

 先週は娘の被布セットを譲る際にセンチメンタルになったり、

 

義妹からムレスナティー鬼滅の刃のファンブックが送られてきて嬉しかった。 

 

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今年の桜も見納め

 

一週間をワンオペで乗り切り、達成感と疲労感の残る週末。

缶チューハイを買って、公園に向かった。アルコール分6%の軽いお酒を飲みながら娘と遊ぶ。砂場でレストランごっこ、たんぽぽの綿毛を飛ばし、コンクリート遊具に登っては滑りを繰り返しているうちに、いつになく楽しくなってきた。真っ昼間、というか、朝から野外でお酒を飲んで気分が良くなってきて、娘と同じようなテンションで2時間ほど遊んで帰宅した。楽しかったねえ、と言い合い、次もまたお酒飲みながら遊ぼうかなと思った。

 

お酒を飲みながら娘と遊ぶことを思いついたのは、先日3歳くらいの男の子の父親とその友人が金麦を飲みながら遊んでいるのを見たからだ。赤い顔で笑いながら遊ぶ彼らはとても楽しそうだった。子どもの遊びに付き合う、というのではなく、一緒に遊んでいるという感じが好ましかった。

 

ちょっと疲れたなって思いながらも公園に出たい日はお酒の力を借りてもいいかも、と思った。わたしが体質的にお酒を飲めるほうで良かった。

 

土曜日の朝は録画した「ソロ活女子のススメ」を娘と一緒に見た。女性が一人で興味のあることをしてみたよ、というドラマだった。

リムジンの運転手さんを見て、娘が「見て! ヨシくん(「きのう何食べた?」の登場人物)じゃない? ヨシくんのお仕事は運転手さんだったんだねえ」と言っていた。

 

ヨシくんと聞いて久しぶりに「きのう何食べた?」を見たくなってしまった。あのドラマはずっと西島秀俊さんと内野聖陽さんを見ていられるというだけでもかなり価値のあるドラマだ。そして、料理したくなるというか、家族で囲む食卓を大切にしようと思わせてくれるドラマなので繰り返し見てしまう。漫画も好きなのだけど、ドラマにはドラマの良さがあるのだった。

イチケイのカラス(1) 感想(ほぼ好きとしか言ってない)

みちおを見守る会に入会する!

 

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これは登場人物全員を好きになってしまうドラマだな、と確信した。

 

まず、改めて言うことではないが、それでも敢えて言うと竹野内豊さんが素敵だった。昔は陰のある役がたまらんな、と思っていたが、年齢とともに渋さを増した竹野内さんの見せるあのコミカルな表情もまたたまらない。こんな素敵な先輩のいる職場で働きたい。そしたら毎日元気に出社するのに。

あんなにベストを着こなせる人、いる? 同じ組み合わせなら誰にでもできるけど、あんなにサラッと着こなせる男性は竹野内さんをおいてほかいない。法服をブワッサァと羽織るお姿も、ちょっと大げさで笑っちゃうんだが好き。それと手が美しい… カレー屋さんのコスプレで「オツカレーサマデス」って言うのも好き。

ミーティング中に向かいの席から「そんなすぐ片付けようとしないで? 時間かけてやろう?」と竹野内さんにきらきらの瞳でのぞき込まれたら、なんぼでも時間かけて仕事してしまいそうだ。わたしも娘のお迎えの時間があるのに…!

それから、ふるさと納税楽しいですよね~、どれかくださるのであれば、入間さんのお取り寄せになったあの大きな犬張り子をいただきたい。 家宝にする。

 

そして黒木華さん。かわいい。「重版出来!」でもかわいいなぁと見ていたが、今回のドラマでもやっぱりかわいい(余談だが、「重版出来!」ではオダギリジョーさんが素敵だったんだよなあ)。頑張っている姿含めて「坂間さんに憧れる未来の裁判官、いるかもしれませんね」と小日向文世さん演じる駒沢さんに言われてむふふと笑いをかみ殺す坂間さん、めちゃくちゃかわいかった。終盤に飛び出す長崎弁も実にかわいかった。方言っていいよね。ストレスが溜まってお肉あんなに食べちゃうんだ。お肉(焼肉)食べると幸せホルモンが出るって言うもんね。疲れたらお肉食べて頑張ってほしい。

浦島太郎の後日談、浦島太郎が鶴に生まれ変わって、亀に姿を変えた乙姫と結ばれるっていうの初めて知った。いいお話だったんだ。

 

検事の井出さん役、彫刻系美形なのになんだかおもしろい雰囲気が滲んでいるこの俳優さんは誰だっけ? と思ったら山崎育三郎さんだった。腕をブン回すところで笑わせていただいた。山崎さんもお声がいいんだよな。眼鏡もとてもお似合い。あと、発言するとき立ち上がってジャケットのボタン留めるの勘弁していただきたい。かっこよすぎて年甲斐もなく、思わず「おおっ」と声が出てしまった。

 

ジャケットのボタンと言えば、新田真剣佑さんのジャケットやシャツのボタンがはじけ飛ぶのではないかと心配だ。あんなにムキムキで、お召し物に困らないのだろうか。

 

そして小日向さんも相変わらず良かった。なんだろう、普通の人としての演技の合間に見せる、あの慈愛に満ちたお目目。素敵だ。わたしもああいう人になりたい。

 

草刈民代さんもお美しい。凛とした、ちょっと怖いところのある役が本当にお上手だ。

 

肝心の事件については、そんなことあるぅ? と思うところもあった。

亡くなった議員秘書が女の子を助けようとして踏切に入ったのなら、電車の運転士がそれを見ているのでは? 運転士が気づいたときには男性が踏切に入っていて轢いてしまった、というのは前方不注意だったのでは、と思ってしまった。

 そして、事故現場に落ちていた時計(しかも贈り物として箱に入っているもの)を助けてもらった女の子が拾って、ずっと持っているってあり得るの? その女の子が持ち帰ってしまったとしても、母親がそれをそのまま持たせておく(家で保管する)って、どうなんだろう? あの議員から圧力があったのかな。

そもそも、あの女の子を助けるときに時計の箱を落とすかな? 踏切に入る直前くらいにバッグを投げ出してるのに、なぜあの箱だけポロっと現場に落ちるのか。

でも、まあ… ドラマだもんね。そこは突き詰めずに流そう。

 

それにしても、職場の仲間を思う気持ちや、子を思う親の気持ちに付け込んで圧力をかけるあの議員の人間性を疑う。部下も無能呼ばわりして全く大切にしてないし、最低だ。「(秘書が)死んでくれて一つだけ良かったことは、これ以上馬鹿に関わらずに済む」と言い捨てるとか、証言を聞いて、目を閉じて「フッ」ってバカにしたように笑うなんて極悪人というか、悪というよりは屑だね。〇※△@されてしまえ!

とはいえ、とことん「いやな奴だな~」と思わせる演技ができる勝村政信さんは好き。

 

気づけば好きしか言ってない。

次回も見ようっと。