鬼滅の刃 ハッピーセット
娘に頼まれて、鬼滅の刃のシールがついてくるハッピーセットを買いに行った。ママが間違えないで買えるように、とメモを渡された。
見るとはぴいになれるメモ
肝心のメインが書かれていないメモだった。KFCでもナゲットが好きなので、マックでもナゲットで良いだろう。
歩いて15分ほどの駅前にあるマックに行ってみた。発売当日の日中だがもうなくなっていたらどうしよう(どうしようもないのだが)と心配していたので、入り口の「ハッピーセット『鬼滅の刃』について」という張り紙を見てぞっとする。よもや。
よく読んでみると、要するに「多くのお子さまにお届けするため、ご購入は一人最大5セットまで。転売ははご遠慮ください」ということだった。いくらお願いしても、注意喚起されても、たとえ罰則を設けたとしても、する人はする。まさに「価値基準が違う」のだろう。わたしはそういうお金の使い方や稼ぎ方はあさましいと感じるのだが、他人のすることはどうしようもない。と、貼り紙を読んだのか読まないのか、10セット注文して断られている人を横目に思う。
さて、娘がもらったシールは禰豆子ちゃんだった。かわいい。さらなるおまけのおもちゃはヒーリングっどプリキュアの武器のようなものだった。これは過去のハッピーセットのおもちゃの在庫を処分しているのだな。期末のハッピーセットというわけか。
「ねずこちゃんはかわいいねえ」
煉獄杏寿郎に憧れている娘は、「煉獄さんのシールが良かったなあ」と呟いていた。もしかして煉獄さんのシールがもらえるまでハッピーセットを買ってほしいと言い出すのではと思ったが、「まあ、禰豆子ちゃんがもらえたから良いよね」と気を取り直していた。
娘のこういう気持ちの切り替えの早さは、娘が生きていくうえで大きな武器になると信じる。娘は自分の期待した結果でなくても、それを知った瞬間はがっかりしているようではあるものの、落ち込んだ気持ちのまま過ごすということがない。
「まあ、いいか」と思える柔軟さ、しなやかさっていいなあと娘を見ていると思う。
雛祭り2021
わたしの実家には7段の立派な雛飾りがあり、わたしが大学に入学するまでは母と二人でそれを組み立てて飾っていた。3月3日の夕食は毎年決まってちらし寿司、茶碗蒸し、お吸い物、フルーツとロールケーキだった。
わたしが家を出てからもこの習慣はずっと続いていて、2月には「お雛様を飾りました。娘ちゃんと従妹ちゃん(両親にとっての孫)のお名前札も出しました」と写真付きのLINEが届く。わたしは「毎年ありがとう」と返信する。
3月3日には「今年も代り映えしないメニューを作りました。お父さんと食べます」と母から、もしくは「今年も母さんがちらし寿司を作ってくれた。今から二人で食います」と父から、やはり写真付きのLINEが届く。わたしは「美味しそうだね。お母さんが作った茶碗蒸し食べたいな」と返信する。
母の作る茶碗蒸しにはかまぼこ、三つ葉、しいたけ、栗が入っていて、だしがしみたしいたけが美味しく、三つ葉の良い香りがして、帰省のたびに作ってもらうわたしの好物だ。
娘の雛人形
さて、今年の雛祭りは夫の両親がお祝いするから休日に家においでと誘ってくれた。娘にサーティワンのアイスケーキを買ってくれるという。ありがたい。
こちらはふるさと納税の返礼品である、フランス鴨焼肉&鍋セットを持参する。娘はこのスープにそうめんを入れて食べると言って譲らないので、締めはそうめんにした。
夫の実家では、雛飾りをしつらえない。義姉のために7段の雛飾りがあったというが、祖母が他界してからは飾られてないという。
鴨鍋とサーティワンのアイスケーキを食べながら、雛人形を眺めつつ雛祭りのお祝いをする、というのはいいものだったなあと思い返す。
雛人形は飾るのにも仕舞うのにも手間がかかる。小物が多いし、繊細な作りの人形を箱にそっと仕舞うのは緊張する。それでも両親が毎年律義に飾り続けるのは、飾る側に「今年も娘(や孫)の成長を見られて良かった。来年も見ていたい」という思いがあるからではないかと思う。
今年、雛祭り当日は両親とオンライン会議システムを使ってお祝いすることにした。オンライン帰省をしてからというもの、何かにつけてオンラインで繋がっている。娘も両親も嬉しそう。こうすれば両親が二人きりでなく、みんなで食卓を囲める。また来年、雛飾りを眺めながらお祝いができるといいねと言い合って、「会議を退室」した。
今週のお題「雛祭り」
2021年第8週 ふりかえり
2/22(月)~2/28(日)の支出。
・食費 10,739円
・日用品 1,439円
・レジャー・学習 1,917円
・ゆうパック代金 1,140円
◆合計 15,235円
以前購入したセラミックごまミルが良かったので、同じシリーズのセラミック胡椒ミルを購入。それからアーノルド・ローベル展で知った絵本「ぼくのおじさん」も。
保育園児たちが「新しい鬼滅の刃(のアニメ)が始まるね」と話しているのをそばで聞いていると、保護者のかたが「娘ちゃん、鬼滅の刃見てます? 怖くないですか?」と言う。首が飛んだりするシーンを子どもに見せても大丈夫ですかね? 他にどんなアニメ見てます? と。
大丈夫かどうかはその子によるんじゃないですかね、娘は鬼滅の刃は平気そうですし、進撃の巨人も見てますよ、と正直に言ったらその保護者の表情が一変した。
うわあ、求めてた答えじゃなかった感じですかね? と思う。
子どもにどのアニメを見せるか、タブレットを与えるか、Youtubeは何分見せるか、小学校受験するか、習い事はどうするか、などは家族で話し合って決めたらいいんじゃないかな! としか言えない。少なくともわたしに訊いても何の参考にもならないよ! うちはうち、よそはよそ。
週末に娘の通う英語教室(ECCジュニア)の試験があった。
12月には筆記試験があり、今回はネイティブスピーカーとの面接だという。試験会場に着くと、緊張した様子だったが、実際の試験は「簡単だった」と言う。
「どんな試験なの? お部屋に入ったら"Have a seat"って言われるの?」と訊くと、「ううん。おじさんに"Hello"って言われたから"Hello"ってご挨拶して、お椅子があったから座ったよ。あとは"What's this?"って訊かれてー、お土産もって帰っていいよって言われたから、"Thank you"って言ってもらってきた。多分100点だと思う」と自信満々だった。
お土産のペンでアルファベットを書いていた
普段の娘の様子を見ていると、"What's this?"の返事は"Apple"のように、冠詞はないし、単数か複数かも注意していないし、そもそも文章になっていないことが多いので、試験前には、一つのものの時は"This is an apple"で、二つ以上のものの時は"Those are apples"みたいに言えるといいね、と伝えていた。DMM英会話の講師にも、そのような修正をお願いして受講していたので、試験の日までには意識できていたと思う。
スピーキングで満点はきっと難しいと思うので、英語って細かいところまで気を付けないと100点じゃないんだな、と分かると同時に、文法的に完璧ではなくてもコミュニケーションには全く問題がないことも忘れないでほしい。
その後、スーパーで玉子豆腐を手に取ろうとした時、夫が「隣のやつ、おいちちょう」と突然赤ちゃん言葉を使った。耳を疑った。強張った顔で「いま、おいちちょう…って言った?」と聞き返したら「いや、『落ちそうだ』って言ったんだけど」と仏頂面で言われた。夫はラグビーの稲垣啓太選手の表情を少し和らげて、縦方向に引き伸ばしたような風貌で、普段からほとんど冗談も言わない人なので、玉子豆腐への愛が夫を狂わせたのかとぎょっとした。しかし、わたしの聞き間違いだったと知って胸をなでおろした。
もう3月。2020年度最後の月だ。
保育園では卒園式の練習が始まり、園児たちの「Believe」を聴いて目頭を熱くする毎日だ。ほとんど関わりのない子たちであっても、子どもの歌う声はどうしてこんなに胸を打つのだろう。
ところで今年度の卒園式は、在園時の出席はなく、卒園児一人につき保護者一名のみの出席で行われるらしい。そうか、両親がそろって出席できる式というのはありがたいものだったのだなと思う。
そんな話をおふくろちゃんにすると、「えっ? じゃあ、もし娘ちゃんの卒園式も保護者が一人しか出席できないって言われたら誰が行くの?」と真顔で尋ねられた。
お戯れを… 0歳からずっとわたしが娘の保育園関係の一切を引き受けてきたのだから、当然わたしが出席しますよ。わたしがどんな思いで苦手中の苦手タスクである保護者懇談会に出席し、保護者LINEグループの返信をしてきたとお思いか。卒園式出席枠のためにしてきたわけではないが、ここはわたしに権利があると思うんだけどなあ。
「子どもにいいこと大全」を読んで ウム、と思ったこと
何かで紹介されていて読んだ一冊、「子どもにいいこと大全」。
ウム、と思った項目が二つあった。
ひとつめは「夕食は、就寝の1~2時間前までに終える」。
そうすることで、寝るまでに消化が進み、眠りにつきやすくなるということだった。
娘のためというよりは、わたしが早くやらなくてはならないことを済ませて、本を読んだり映画や動画を見たいので、平日の夕食作りには、栄養と時短のバランスを追求して本気で取り組んでいる。
「娘(5歳)には栄養のあるものを食べさせなくては」と思うと、インスタで見るようなご飯・汁物・メイン・副菜がきっちりそろった食事を目指してしまう。
しかし、この本では「夕食は消化のよい軽めのメニューでOK。野菜スープ、おじや、リゾット、にゅうめんなど」と提案されていた。
にゅうめんでいいんだ…!
この本に則ると、娘の好みを考慮して、ワンオペ時の夕食はこんな感じで良いだろう。
・野菜スープ → 豚汁、春雨と野菜のスープ、ミネストローネ
・ご飯かそうめん
これまでも「豚汁は完全食(完全食の定義は深く考えず、炭水化物・タンパク質・野菜が一皿で)」、「餃子は完全食」、「ピザも完全食」と思っていたが、完全に後押しされた感じだ。
ふたつめは「発酵食品でハッピーホルモンを出す」。
発酵食品を食べることで腸内環境が整い、グズグズ・イライラが解消される、らしい。
ウム? これって順接なのか?
発酵食品を食べることで腸内環境が整い、下痢や便秘が解消されるのはわかる。下痢や便秘によるグズグズ(お手洗いから出てこられない)やイライラ(腹痛や膨満感により気分が悪い)が解消されるということなのか?
そういうことではなく、ハッピーホルモン(セロトニンやドーパミン)の9割は、第二の脳とも言われる腸で作られるので、腸の調子がよくないと、ホルモンの分泌にも悪影響を与える、ということだった。ハッピーホルモンが少ないと、イライラしたり落ち込んだり、やる気がでなかったり、あまりよい状態ではなくなるらしい。
ハッピーホルモンの点では、どちらかというと、娘ではなく夫に発酵食品を食べるようにすすめたほうがいいかもしれない。夫はわりと気分の波があり、目に見えてイライラしたりプリプリしていることがあるので。
内容とは別に、この本で一つ気になったことが「お母さんと散歩など自由時間」、「お母さんと絵本やおしゃべり」と、保護者が母親に限定された表現があったこと。
「主婦の友社」編集・発行なので読み手として想定される母親へ向けた書き方になったのかもしれないが、子育ては母親だけが担うものではない。こういう書き方をしないほうが今の時代、これから進むであろう未来にあっているのではないかと思う。
今週のパルシステム注文品
現在の住まいに引っ越してからお世話になっているパルシステム。今週も好きなものを色々注文できたので、注文品を家族のコメントともに紹介したい。
「とにかくこのタレがものすごく旨い」(娘)
甘めの味付けが気に入ったようだ。骨を気にせず食べられるので、娘も食べやすいのだろう。自分でお箸で食べやすい大きさにして、さば→ご飯→さば→ご飯… と黙々と食べていた。
「俺が今まで食べた冷凍コロッケの中で抜群に旨い」(夫)
ソースとマヨネーズを付けて食べるのがお気に入りらしい。わたしが準備する夕食は、夫にはボリュームが足りないようで、よく冷凍庫からこのコロッケを出して食べている。それを見ると娘も「おすそ分けして」と言って少しもらっている。わたしも子供のころ、帰りの遅い父の夕食のおかずを少しちょうだいと言っていたなあ。
「コスパが良すぎる」(夫)
その辺の中華屋さんの餃子に引けを取らないおいしさだと思う。3人で食べるのにちょうど良い量だし、今のところ月一回くらいのペースで食べているが、わたしは隔週で食べてもいいくらい美味しいし手軽で大好き。
「一人ランチのお供に」(わたし)
しらす、豆腐、大葉、茅乃舎のだし、すりごまを混ぜてご飯にのせて食べるのがテレワーク中の一人ランチの定番。簡単で美味しい。娘にも勧めたが「お魚のお顔が見えてると食べるのがかわいそうになる」と、食が進まないようだった。
「とりあえず大豆入れとこう」(わたし)
スープに大豆。サラダに大豆。嵩も増すし、栄養価も高くなる気がするのでほいほい入れている。娘はチリコンカンと、大豆とさつま芋を甘く炒め煮したものが大好き。ひじきや切り干し大根の炒め煮にも入れると、健康的な食事をしている気分にもなれる。
「人参を切る手間が不要。時短最高」(わたし)
切干大根とさつま揚げと人参と大豆の炒め煮を常備菜としてよく作る。この商品を買うまでは、生の人参を細く切って入れていたが、人参も干されて入っているのでひと手間省ける。さつま揚げだけ切って炒め煮にすれば良い。娘がさつま揚げを好きではないというので、先日さつま揚げを抜いて作ってみたが、全然旨味が足りなかった。今度から絶対さつま揚げを入れて作る。何かを省いて美味しさが減るのは本末転倒だ。
「みそ汁を美味しくしたいなら、これ」(わたし)
みそ汁に入れると旨味が激増するのでおすすめ。触感もふわふわトロトロ。そしてみそ汁の旨味が増すと思う。鈴木六夏さんというモデルのかたもみそ汁に松山あげを入れると美味しいと勧めておられた。遊びに来た友人に一袋あげたらはまっていた。わたしはキャベツ・えのき・松山あげの組み合わせが一番好き。開封前なら常温で保存できるのもちょっとしたポイント。
「芋ってどうやっても美味しくなるんだね」(娘)
そう、さつま芋って煮ても焼いても揚げても干しても美味しい。これは決して袋から直接食べてはいけない。気づくとなくなっているから。そもそもおやつをお皿に出さずに直接袋に手を入れて食べるのはいかがなものか、という点には目を瞑っていただきたい。
↓2020年12月のある週の注文品
アーノルド・ローベル展
立川市にある"PLAY! museum"で開催中の「アーノルド・ローベル展」を見てきた。
原画を見るとその繊細さに驚く。印刷物とはやっぱり違うなあ。空いていたので、思う存分近づいて時間をかけて見られて嬉しかった。
ずっと英語の音声が流れていて、これはなんだろう? と思っていたが、ローベル家のホームビデオだった。ローベルがハンマーで妻子に襲いかかる、という体のビデオ。誰よりもローベル本人が楽しそうだった。
ローベルの趣味の刺繍も展示してあり、この人は自分の手を動かして何かを創ることが大好きだったのだなとわかる。
会場入口
小学校の国語の教科書で読んだ「おてがみ」という作品がとても好きだった。わたしの記憶の中のその作品は、がまくんとかえるくんが玄関に二人で腰かけて、手紙が届くのを待っているところで終わっていたのだが、実際はかえるくんが手紙を託したかたつむりを二匹が迎える、という結末だった。
原文を読み、togetherという言葉の使い方が素敵だなと思った。
"Frog and Toad sat on the porch, sitting sad together."
"They sat there, feeling happy together."
物理的に一緒に、という意味を超えた「共感」ができる相手がいるっていいな。
かえるくんの少し引いた視点からがまくんを見守る姿勢など、友人というより、親のようだった。
制作過程で、編集者の"adorable!(かわいい!)"とか"I like it!(これ好き!)"などのコメントを見て、きっとこの人は自分がローベルの作品の一番のファンだと思っていたのではないかと思った。こういうふうにみんなで絵本を創り上げていたんだなあ。それにしても外国人の手書き文字の読みにくいことよ…
2時間ほどどっぷりとローベルの世界に浸り、最後に足を踏み入れたのはミュージアムショップ。まあなんとかわいい雑貨を用意したものだ。がまくんとかえるくんの刺繍入りのてぶくろにくつしたにL. L. Beanトートにスウェット。スウェットは"ALONE TOGETHER(ふたりきり)"のロゴ入り。展示会でややテンションがおかしくなっており、いつもなら絶対にロゴ入りの衣服など手に取らないのに、じっと見てしまう。すごく、かわいい。こういうとき、ヘタにお金があるといけない。「展覧会限定」の言葉が背中を押す。
しかし、スウェットそのものは確かにかわいいのだが、それを着たわたしが娘と手をつないで歩いていたら、どうだろう? 娘と"ALONE TOGETHER"。メッセージ性が高すぎないか。
というわけで、図録と絵本3冊を買うにとどめた。
この図録がまた豪華なのだ。展示内容がぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、さらに展示内容にはなかったことも盛り込んであり、眺めていると幸せに浸れる。
"There is a little world at the end of my pencil."
ローベルの言葉だが、こどもの見ている世界にも共通するものがあるように感じた。
この展覧会は3月28日までなので、もう一度行けたらいいなと思っている。
2021年第7週 ふりかえり
2/15(月)~2/21(日)の支出。
・食費 15,769円
・日用品 619円
・駐車場代 200円
◆合計 16,588円
もう米がなくなるというタイミングで、ふるさと納税の返礼品のつや姫5kgが届いた。
この週の贅沢、とちあいか。
1パックに10粒入って1,000円。
とちあいか(左)と、スーパーで購入したとちおとめ
アニメ「進撃の巨人」はFinal Seasonに追いつき、戦争や差別の描写で精神的に参ってしまった。エルディア人に巨人になる液体を注射して兵器として使うところなどは特攻を彷彿とさせるし、エルディア人の差別はナチスドイツのユダヤ人迫害と同じようで、もう見たくないと思った。つらい。
突然戦争シーンから始まり、リヴァイ班はしばらく登場しないし、一体何の話なのだ? という意味でも見るのがつらかった。アルミンの背が伸びてあの可愛らしさがなくなっていたことが少しショック… と思ったのも束の間、サシャが凶弾に倒れ、それどころではなくなった。最期に「にく」って言ったサシャが大好き。シーフード料理をがつがつ食べていたサシャ、飽食の時代を迎えた日本で生きていたら良かったのに。サシャに色々な料理を振る舞いたい。
同時進行で「ハイキュー‼」も見始める。これは文句なしに楽しい。チームメイトの田中君がコニーに、伊達工の青根君はライナーに見えるなど「進撃の巨人」を引きずり、コニーもライナーもこうやってバレーボールできるような世界線選べたら良かったよね、と思う。娘もけらけら笑いながら見ていて、家族で楽しく見られるアニメがあることに感謝。セッターの役割は、それぞれの個性を活かすトスを上げること、みたいなことを今更知り、夫と二人で「へー」「上司としてそうありたいな」などと言い合う。
2月14日に夫がいなかったので、出張から帰ってきたタイミングで娘とチョコレートチーズケーキを焼いてバレンタインのプレゼントということにする。雑誌「かぞくのじかん」に掲載されていた簡単なチーズケーキのレシピを見て。娘が生まれるまではこの手のプレゼントは全てお金で解決してきたのだが、娘がお菓子作りが好きなので、半ば娘のためにケーキを焼いた。
夫の感想は「ふつう」。
母が送ってくれた惣菜のなかに、「寒こうじ漬けローストポーク」があり、こうじをぬぐって焼くだけの状態になっていた。キッチンで夫と娘が付け合わせのじゃがいもを切っていたので、ローズマリーを摘んできてまわりに置いたら良いんでない? と進言する。結果、部屋じゅうがローズマリーの匂いになり、レストランのお料理みたーい、と娘が喜ぶ仕上がりになった。焼きあがったローストポークは写真を撮るのも忘れて美味しい美味しいと食べてしまった。
やたらとローズマリーを置く娘
気づけば来週から3月だ。2月ってあっという間に終わるなあ。